2012年04月27日

Chaos Game Op.108

編成:打楽器五重奏
使用楽器:Marimba(4oct.)、BassMarimba、Vibraphone、Tri.、Conga、Cajon(C.Cym)

この曲は2012年に作曲した打楽器五重奏である。作曲に際して“DCPRG”の音楽に非常に強い影響を受けたことをここに告白する。
終始一定のテンポで演奏されるリズミカルな楽曲ゆえにダンサブルである一方、ポリリズムによって他の拍子感にも感じられる。そんな音楽を目指した。聴き手は、複数の拍子感が混在しているような感覚に出会うことになるだろう。

曲名の「Chaos Game」は、多角形とその内部のランダムな点を使ってフラクタルを作る方法のことであり、その描き出されるフラクタル図形をこの曲ではポリリズムによって感じられる拍子感として音楽を描き出すことに挑戦している。
かなりマニアックな内容・考えによって構成されている楽曲であることは十二分に理解しているつもりだが、リズムを微分して得られるグルーヴの快感とミニマル・ミュージックに似た中毒性が混在するこのシステムに、さらに絶妙なバランス感覚で演奏され、織り成されるだろう音楽に潜む混沌が、僕の心を掴んで離さない。

もう書かずには居れなかったのだ。
2012年6月

-----



※初演:未定
譜面販売:bluemallet


ラベル:Percussion Ensemble
posted by ぼぶ at 00:00| Comment(0) | デモ音源 | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。