2012年06月03日

Xanadu Banishment -現実へ- Op.109

編成:打楽器四重奏
使用楽器:Marimba(4oct.)

この曲は2011年10月に作曲した『Next Divergence -1%の壁を越えて-』の続きの世界、或いは対になる作品として2012年6月に作曲した楽曲である。同年7月に初演された。

前作は現実から異世界への移動をイメージした作品であったが、今作は楽園という異世界から現実への帰還をイメージした作品である。異世界への移動はマリンバの向こう側へというアクションによって表現を試みたが、現実への帰還はポリリズムとタイムモジュレーションを駆使した時間感覚のたわみによって表現を試みた。楽園を追放され現実に至るまでの道程、そして至った現実にあるものとは・・・。
1台の4oct.マリンバを4人の演奏者で演奏するこの曲は、楽園から現実に追放され戻ってくるイメージで書かれてはいるが、「現実も捨てたもんじゃないんだぜ!」というのが作者の想いである。仲間が4人集まれば、限られた環境でも面白いものは生み出せるはずだ。さぁ、現実へ。

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デモ演奏
演奏音源

初演:2012年07月28日(於:Jazz cafe West Village)
演奏:大澤千紘,高橋若菜,正木恵子,渡邉達弘
譜面販売:bluemallet


ラベル:Percussion Ensemble
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2011年10月04日

Next Divergence -1%の壁を越えて- Op.98

編成:打楽器四重奏
使用楽器:Marimba(4+1/3oct.)

この曲は2011年10月に作曲した4+1/3octマリンバを4人で演奏する楽曲である。

同年12月に開催された「ボブ・フェス-渡邉達弘マリンバ作品集-」にて初演された。演奏者は最初、4人並んでマリンバの前に立ち普通に演奏を始めるが、Player1&4 がやがて楽器の脇(側板位置)から演奏するよう指示され、やがて楽器の裏(黒鍵側)からの演奏へと位置を変えていく。最終的には、Player2&3も裏側に回り、全員がお客さんに背を向けて終曲に至る。演奏は暗譜で行うのが望ましく、また音数が多いので演奏環境にもよるが硬めのマレットでアップテンポで演奏されるのがよいだろうと想像される。

曲名は、とあるフィクションを見て受けた衝撃的な感動から名づけた。タイムスリップものの作品で、その作品中で世界は“世界線”と呼ばれる時間軸上を進んでいる。しかし、タイムリープして過去改変を行うと、世界線は他の世界線へと移動し未来が変わる。もとの世界線と新たな世界線の移動距離・差異に相当するのが「ダイバージェンス数値」であり、その数値が1%を越えると世界は全く異なる結末を迎える、という仕様となっている。
4人の奏者が、マリンバの前から裏側へ無事1%の壁を越えて世界線移動を成功することを祈るばかりである。エル・プサイ・コングルゥ。
2012年3月

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デモ音源
演奏音源

初演:2011年12月10日(於:すろーばーる葡萄酒)
演奏:大澤千紘,高橋若菜,正木恵子,渡邉達弘
譜面販売:bluemallet JPC
ラベル:Percussion Ensemble
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2010年12月19日

ミョーガ Op.68

編成:鍵盤ハーモニカ(アルト)ニ重奏
使用楽器:2 Melodions

 Bachのフーガを聴いて改めて素晴らしいと感動して良く聴いていた頃、数年かけて作曲した妙なフーガがこの曲「ミョーガ」である。
 1楽章は2009年に作曲し、同年9月に初演。2楽章は2010年に作曲し、同年10月に音楽家・しばてつ氏の主催する「近況」でしばてつさんと初演。3楽章は2010年に作曲し翌年11月に全楽章通して初演した。
 1・2楽章は単音(重音は使用しない)で作曲されていたが、3楽章は部分的に重音が使用されている。また、1・2楽章で使用したテーマも再登場する。


演奏音源

1楽章(デモ)
2楽章(デモ)
3楽章(デモ)
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